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1:最新の「がん」統計について | ||||||||||||||||||||||||||||
![]() (c)国立がんセンターがん対策情報センター |
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長らく本邦の部位別がん死亡数のトップであった胃がんが減少し、代わりに肺がん・結腸がんが増えて来ました。中でも結腸がんは増加の一途をたどっており、結腸がんと直腸がんを合わせた「大腸がん」は女性において1位となっております。これの原因としてはいろいろ考えられるかと思いますが、一つは食事の欧米化にともない、肉や脂質の取り過ぎがあげられております。 大腸がんはかなり進行するまであまり症状がありません。大腸がんは大腸の粘膜から発生し、次第に腸の内腔を塞いで成長していきます。ですから大腸が狭くなり大便が通りにくくなります。普段便秘がちで無い方が理由も無く便秘になる場合などは要注意です。また大腸がんは大便の通過により粘膜がこすれて出血する場合があります。排便時に血が付く場合、単なる「痔」かもしれませんが、ご心配なら医療機関へ受診して下さい。 当院へ来院された患者さまは診察の上、便検査(大便に血が混じっているか調べる)→便潜血陽性の場合→大腸内視鏡検査にて大腸がん・大腸ポリープ(いぼ)を調べさせていただきます。 なお上記の「がん死亡順位表」における赤色に塗りました「がん」については当院にて電子内視鏡検査・超音波検査を用い正確に診断出来ます。ピンク色で示しました「肺がん」につきましてもデジタルレントゲン写真を用い診断することが可能です。(随時、病院でCT撮影/呼吸器科専門医に相談しております。) |